トップ > コラム > 総連本部登記問題

ここ数日、新聞やテレビで朝鮮総連本部の所有権移転登記の問題が取り上げられております。 私達の事務所も債務整理や過払い金の返還請求だけでなく、登記ももちろん業務として行っております。当事務所は違いますが、 ほとんどの司法書士の事務所は不動産登記が中心業務です。 そのため私も興味深く事件を見ています。

そのため私も興味深く事件を見ています。問題となっているのは代金の支払いがないにもかかわらず、 所有権を移転したことが仮装売買にあたるのではないかということです。 仮装売買は別として差し押さえを逃れる意図があったことは事実なのでしょう。

一般の感覚からすると代金の支払いと所有権移転は同時履行が当たり前だと思います。実務においても同時履行が当たり前です。しかし、 法律上は代金の支払がなされていなくても売買は成立し所有権移転登記もできます。

興味深いのは元公安調査庁長官という肩書きです。現役時代は朝鮮総連を監視する側のトップだった人間が、 今回朝鮮総連側のために動いたということです。今後の展開も大変興味深いです。

司法書士 金 子 英 之

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